ボースンチェアは何をお使いですか？ヨット用？登山用？

皆様のアドバイスを参考にクライミングハーネスを購入するため登山用品専門店に行ってきました。
店では吊り下がり装着試用もさせてもらい、フィットした物を予算以下で購入できました。（一緒にアセンダーも）
近々には、安全に注意してマスト登りをしたいと思っています。
たくさんのアドバイスありがとうございました。

私もクライミングハーネスを使っています。理由は以下です。
(1)シングルハンドなので、メンテナンスも一人でやる（できるようになる）ことを心がけている。
(2)他者に自分の命を預けることが恐ろしい。

　ディセンダー・アセンダーともに使っています。なお、ロッククライミングの道具なので、使用時には登山専門店でレクチャーを受けました。また、使用頻度が低いので、使うときには必ず低い高さで上昇・下降の練習をしてから登ります。
　使用頻度は年に一回程度ですが、クライミングハーネスは収納の場所もとらず、優れものです。

長時間の作業の時は板入りのボースンチェア、短時間の点検等はクライミングハーネスにしています。
クライミングハーネスは足に食い込んで痛いものもあるのでパッドが幅広で固めの物が良いです。

当方は一般のボースンチェアを使用していましたが下記の利点があるので現在は「ペツル」のコラックスというクライミングハーネスを使用しています。

１）作業によってはボースンチェア（板に座る物）の座る部分の板がマストに当り身体を伸び上がらせたとき尻が板から外れてしまう。
２）マストの周りを移動するのが簡単にできる。
３）クライミングハーネスの前にサポートロープを取り付けるので通常のボースンチェアよりマスト先端部分に近くまで身体をあげることができる
４）ギアループが多数付いているので工具にロープを付けておけば落下を防止できる。（工具袋を取り付けることもできる）
５）フットベルトを自作し、アセンダーでロープに取付けておけば立ち作業が可能になる。（マストトップ作業がより楽になる）
６）フットベルトとアセンダーを使用して尺取虫のように一人で登ることができる。

尚、クライミングハーネスを購入するときは試着して身体にフィットしたサイズを選択することが良いと思います。
また、ハーネスにロープを取り付ける場合はシャックルを使用せず直接ロープを結んだ方が安全です。
結んだロープの先端は必ず「止め結び」、「8ノット」等で抜け止め結びをされることをお奨めします。
（舫い結びが緩んで結びが解け、ライフライン上に落下し重症を負った仲間がいました）
できればサポートする方を一人用意してスピンハリヤード等をサポート用にクライミングハーネスに結んでおけばより安心して作業ができると思います。

登山用具は結構優れ物ですが安全優先でお試しください。

PS：アセンダー等を利用する場合、負荷がかかるとマストに傷をつけますのでマストに当るところはフエルト等を貼っておいた方が良いと思います。

両手を使って作業がしやすいので私は登山用を使っています。
しかし、３回ほどプロ（ヨットの造船所の人・メカサービスの人など）がマストに昇っているのを見ましたが、ボースンチェアーでした。
明快な説明になっていませんが、どちらでも良いと思いますよ。

マスト登りアシスト用具の購入を検討していますがヨット用ボースンチェアと登山用クライミングハーネスで迷っています。使用目的としてはボースンチェアを選択するのが妥当と思うのですが、使用感、コスト等ではクライミングハーネスが上回るとも思え、使用頻度の少ないグッズのため悩んでいます。お薦めの商品やアドバイス宜しくお願い致します。