2GM20の青煙について
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2GM20の青煙について
msg# 1
Zodiac
投稿数: 3
ヤンマーの2GM20のエンジンを使用中です。
調子は良く,始動性も非常に良いのですが,負荷をかけない状態(ニュートラル)2000rpmぐらいから青煙が発生してくるのですが,係留した状態で負荷をかけ(前進等)同様に2000rpmから3000rpmまで回転を上げても青煙は発生しません。
エンジンオイルの減りもないので,燃料噴射系統を疑っているのですが負荷をかけた時に青煙が出ないことの説明がつかず悩んでいます。何が原因なのかご教示頂けないでしょうか。
調子は良く,始動性も非常に良いのですが,負荷をかけない状態(ニュートラル)2000rpmぐらいから青煙が発生してくるのですが,係留した状態で負荷をかけ(前進等)同様に2000rpmから3000rpmまで回転を上げても青煙は発生しません。
エンジンオイルの減りもないので,燃料噴射系統を疑っているのですが負荷をかけた時に青煙が出ないことの説明がつかず悩んでいます。何が原因なのかご教示頂けないでしょうか。
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Re: 2GM20の青煙について
msg# 1.1
monozukisan
投稿数: 11
1 無負荷で2000回転以上で青煙が発生することの事ですが、起動してエンジン本体が冷態状態で確認したのか、起動後15分、30分後に青煙を確認したのか不明です。
2 繋留負荷運転で青煙が発生しないととのことですがエンジン本体は令態状態から通常温度に上昇しての青煙の発生がないの。
確認状況の経過が不確実で判断に迷うと思いますがいかがでしょうか。
A 一般に休止した機関を起動したときに起動すると、青煙が発生することがありますがそのままアイドリング無負荷で数十分経過すると青煙はなくなる場合があります。
B 係留負荷運転は回転数が同じならば燃料噴射量が多くなっています。これは排気ガス量が増加していることであり、小さな機関といえど、排気慣性、吸気慣性が効果を出しています。
C このことは排気流速が増加しているためですが、必然的に排気圧力もわずかに上昇しています。つまり燃料の噴射量の増加は燃焼圧力、温度の上昇をもたらします。
D もし潤滑油がピストンリングからのオイル上昇があれば、たとえばアイドリングでは冷却水温度が低い場合は圧縮温度も低くなります。これにより噴霧燃料の拡散ガス化、燃焼点到達温度が阻害されると不完全燃焼となります。
考えればいろいろありますが、青煙の発生を確認したその前後のエンジンの状況を把握することが大切かと思います。それから燃料噴射系統を考察することが大切かと思います。
2000回転と回転が同じ状況ならばピストンスピードは同じです、吸気・排気慣性を考えないならば無過給機関はピストンの吸い込む空気量は理論的には同じでありますよね。燃料噴射量が多くなっていて、過剰空気比が小さくなっているのみです。この点は問題ないでしょう。以上
2 繋留負荷運転で青煙が発生しないととのことですがエンジン本体は令態状態から通常温度に上昇しての青煙の発生がないの。
確認状況の経過が不確実で判断に迷うと思いますがいかがでしょうか。
A 一般に休止した機関を起動したときに起動すると、青煙が発生することがありますがそのままアイドリング無負荷で数十分経過すると青煙はなくなる場合があります。
B 係留負荷運転は回転数が同じならば燃料噴射量が多くなっています。これは排気ガス量が増加していることであり、小さな機関といえど、排気慣性、吸気慣性が効果を出しています。
C このことは排気流速が増加しているためですが、必然的に排気圧力もわずかに上昇しています。つまり燃料の噴射量の増加は燃焼圧力、温度の上昇をもたらします。
D もし潤滑油がピストンリングからのオイル上昇があれば、たとえばアイドリングでは冷却水温度が低い場合は圧縮温度も低くなります。これにより噴霧燃料の拡散ガス化、燃焼点到達温度が阻害されると不完全燃焼となります。
考えればいろいろありますが、青煙の発生を確認したその前後のエンジンの状況を把握することが大切かと思います。それから燃料噴射系統を考察することが大切かと思います。
2000回転と回転が同じ状況ならばピストンスピードは同じです、吸気・排気慣性を考えないならば無過給機関はピストンの吸い込む空気量は理論的には同じでありますよね。燃料噴射量が多くなっていて、過剰空気比が小さくなっているのみです。この点は問題ないでしょう。以上
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Re: 2GM20の青煙について
msg# 1.2
monozukisan
投稿数: 11
ディーゼルエンジンの低負荷運転はなるべく避けたいのですが(理由は省く)起動時はエンジンが冷えています。冷却水(海水または間接冷却の場合の媒体)も冷えています。しかし循環ポンプは冷却水の攪乱温度上昇を防止するため、微細な穴を温度調整弁(一般にはサーモスタットという)に設けています。温度調整弁が十分作動してシリンダーの温度も負荷率に見合った温度になり、初めて燃焼が良好となります。温度調整弁が不調でシリンダーが過冷却になったり、またオーバーヒートになったりしますね。この点冷態起動のまましばらく放置して、排気ガスの青煙の変化を確認することはどうでしょうか。エンジンが定格負荷を背負って圧力、温度が上がりそこで初めてピストンリング、ピストンが膨張してシリンダーとの設計クリアランスを維持して正常燃焼に至ることを考慮して考察する必要があると思います。ディーゼル機関の燃焼は爆発ではなく時間をかけて拡散燃焼していくこと考慮するのも大切なことと思いますが。
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Re: Re: 2GM20の青煙について
msg# 1.1.1
Zodiac
投稿数: 3
コメントをいただき,ありがとうございました。
係留負荷運運転では十分期間の温度が上昇していない可能性があるようですね。負荷をかけた場合は,シリンダの温度が上昇するので青煙が出なくなると仮定すれば説明がつくきますね。いずれにしても,機関の状態を確認したうえで判断したいと思います。
ありがとうございました。
係留負荷運運転では十分期間の温度が上昇していない可能性があるようですね。負荷をかけた場合は,シリンダの温度が上昇するので青煙が出なくなると仮定すれば説明がつくきますね。いずれにしても,機関の状態を確認したうえで判断したいと思います。
ありがとうございました。
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Re: Re: 2GM20の青煙について
msg# 1.2.1
Zodiac
投稿数: 3
コメントをいただき,ありがとうございました。
係留負荷運運転では十分期間の温度が上昇していない可能性があるようですね。機関の温度状態を確認したうえで判断したいと思います。
ありがとうございました。
係留負荷運運転では十分期間の温度が上昇していない可能性があるようですね。機関の温度状態を確認したうえで判断したいと思います。
ありがとうございました。
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