アウトラダーの特徴

　記事タイトル：アウトラダーの特徴　

お名前： 知ったかぶり　　

アウトラダーの良いところ
　①構造が簡単なのでメンテナンスや点検が簡単、よって信頼性が高く
　　トラブルも少ない。
　②海上係留の場合、使わない時は外しておくことができる。
　③停泊時はティラーを跳ね上げることでコクピットが広く使える。
　④藻やゴミを引っかけてもすぐにわかるし、簡単に取り除くことができる。
　⑤ピンドルを合わせれば応急ラダーが簡単に準備できる。
　　ガジョンの予備も付ければ万全です。

アウトラダーの良くないところ
　⑥バランス面（舵軸より前側の舵面）がないのでヘルムがやや
　　重い傾向にある。（逆に考えればヘルムを感じやすくてよい）
　⑦同じ理由で後進時にはティラーをしっかり保持していないと
　　思いっきり持って行かれる。
　⑧船外機をトランサムの中心に付けられないので、気にする程でもないが
　　機走時の直進性に影響する。
　　時に停止状態からクラッチを前進に入れた瞬間、バウを反対側に振る傾向が出る。
　⑨船外機艇の場合、それが艇の中心にないため、ただでさえインボードに比べて
　　弱いと言われる荒天時の機走において、ロールが激しかったり船外機側が
　　風上になった場合、簡単にペラが空転してしまう。
　⑩ティラーをコクピット床面から立ち上がる構造にできないので
　　コクピット後端でクルーが左右に行き来ができない。

と、考えればいろいろありますが、シンプルで小型艇にはいいと私は思います。
オーバーヒールした場合の舵面の浮き上がりについては、吊り下げ型のラダーでも
同じだと思います。常に水上に出ている部分があるので写真等ではそのように
見えるだけで使ってみるとそんなことはありません。
実際にはむしろ⑨のほうが気になります。

[2005年2月22日 18時59分33秒]

お名前： 滝太郎　　

CR様、あんまり・・様
色々教えていただき有難うございました。
CRさんの言われる通りセールのリーフ等ソフトでの対応が
当然採るべき方法でしょうね。

[2005年2月18日 17時47分18秒]

お名前： あんまり．．．　　

あんまり心配しなくてもいいんじゃないの？
本来ヨットってヒールして走るものでしょ？
真横まで倒れたら別だけどちょっとくらいのオーバーヒールだったら問題なし！
設計段階でそのくらいの事は考えてあるはず。
アウトラダーで船外機ならかなり小回りがきくから狭いハーバーではいいかもね。

[2005年2月18日 16時8分15秒]

お名前： CR 　　

基本的には、キャビテーションが大きな問題となると考えられますので、
レーサー如何にかかわりは無いと思います。
ほかのトビでも申しましたが、天気晴朗のディセーリング途中で、
局所的な、気象予報には無い前線が発生して吹きまくられるという可能性は有りますから。
デザイナーにも、ラダーもリーウエィを防ぐ重要な因子であると述べられ、かつ
実際に非常に深いラダーデザインのボートもありますよね。
勿論、長くなれば強度の問題がございましょうから、貴兄がそうなさりたいのであれば、
その旨をそのボートのデザイナーに話して危険性の無いラダーを製作することも
可能だとは思います。
それも大切だとは思いますが、私はむしろソフトのスキルアップでもって
オーバーヒールやブローチングさせないようにすることをお勧めします。
より楽しくかつ安全で早いセーリングが出来るようになると思います。
しつこいですが、「レースはしないから早くなくていいよ。」というのは
そのボートの能力を100％使っていないのではないかと思っていますし、
レースで極限の中を走ると、危険回避能力は確実に向上します。多くのクルーが
そうでした。
長文失礼しました。

[2005年2月18日 13時3分16秒]

お名前： 滝太郎　　

CR様
ご教示有難うございます。
オーバーヒール時の対策としてラダーを長く改造する？
こんな例ありますか？
レース艇でないクルーザータイプではご指摘のトラブルは
余り心配しなくて良いのでしょうか？

[2005年2月18日 12時31分0秒]

お名前： CR 　　

最大のメリットは、メンテナンスの容易さでしょう。
最大のデメリットは、ヒールした時の浸水面積の低下でしょう。
つまり、オーバーヒールするとラダーがすっぽぬけちゃう、キャビテーション
起こして、舵が効かなくなることでしょうか。ブローチングし易くなります。
J-24が解りやすい例では。ラダーはずして保管してます。

[2005年2月18日 8時50分26秒]

お名前： 滝太郎　　

アウトラダーのメリットとデメリットを教えてください。

[2005年2月17日 23時35分30秒]

このテーマについての発言をどうぞ。

記事一覧に戻る

氏名
E-mail		URL