船外機ブラケットの取り付け

　記事タイトル：船外機ブラケットの取り付け　

お名前： 珠　　

古野のカバー職人さん、いろいろ教えていただいてほんとにありがとうございます。
トランサムにはまだ穴をあけたことがないので、厚さが何ミリあるかわかりませんが、
ひまじんさんと同じデザイナー、同じ造船所なので、同じように作ればいいと思っていました。
一応NJYに聞いてみます。
たいへん参考になりました。また、合板の防腐にはエバデュアというエポキシの防腐材
を木材に浸透させ、その後ペイントをすればokと塗料のセブンシーズに問い合わせて
教えていただきました。参考になさる方がおりましたらお役立てください。
この掲示板のみなさんにはいつもたくさんの情報を教えていただき、たいへん感謝しております。
またよろしくお願いします。

[2005年2月23日 20時17分28秒]

お名前： 古野のカバー職人　　

ＦＲＰの強度についての参考

喩えば、20ft船外機ボートの場合ですとエンジンが７０馬力（自重120kg）でトランサムの厚みは25ミリ程度です。
此処にエンジンを吊り下げ10㎜のボルト４本で固定します。トランサムとエンジンの接合面は
凡そ３０cm角ぐらいしかありません。
これで、時速６０キロ程度で走っても何ら問題ありません。
こう思えば、9.9ぐらいの船外機を補強を入れて取り付けても何ら問題ないでしょう。
ドカンとぶつかってもブラケットが先に曲がってしまいますよ。
まずは取り付けて、近場を機走してみては如何ですか？
10㎜程度の穴ならFRPで直ぐに埋まりますから

[2005年2月23日 16時59分7秒]

お名前： 古野のカバー職人　　

ＦＲＰの強度についての参考

喩えば、20ft船外機ボートの場合ですとエンジンが７０馬力（自重120kg）でトランサムの厚みは25ミリ程度です。
此処にエンジンを吊り下げ10㎜のボルト４本で固定します。トランサムとエンジンの接合面は
凡そ３０cm角ぐらいしかありません。
これで、時速６０キロ程度で走っても何ら問題ありません。
こう思えば、9.9ぐらいの船外機を補強を入れて取り付けても何ら問題ないでしょう。
ドカンとぶつかってもブラケットが先に曲がってしまいますよ。
まずは取り付けて、近場を機走してみては如何ですか？
10㎜程度の穴ならFRPで直ぐに埋まりますから

[2005年2月23日 16時59分7秒]

お名前： 古野のカバー職人　　

トランサムの厚みが１０㎜ほどあれば大きな船外機を載せない限り問題ないでしょう。
トランサムラダーに人が乗って凹んでしまうような船なら問題外ですが・・・普通は問題ないでしょう
補強板のを全面に張れども、エンジンの重さや前進時の荷重はトランサムの板を介し、ハル接合部に掛かります。
ハルとの接合部まで補強しない限り、無駄に艇を重くするだけになります。
また船外機ブラケットのベース部分を４点で考えた場合、左右上部はトランサムから外側への荷重になり
左右下部はトランサム内部への荷重になります。
要は、上部ネジ裏側のナットやワッシャ－にエンジンの荷重が掛かり、引き千切られないように
当て板を取るわけです。
じゃぁ、下側は？と思われるかもしれませんが、リバースに入れた時や浅瀬でぶつけた時に
此処に力が掛かるわけです。
用心に越した事は無いですが、外側の美観を失わないように取り付けることも大切です。
心配ならばＮＪＹに相談されてみては如何でしょうか？
「船外機を補助で取り付けるが、裏板だけでトランサム全体の補強は要りませんか？」と
また、他の船外機艇のトランサム内部を見られてみるのも良いかと思います。

[2005年2月23日 16時47分29秒]

お名前： 珠　　

古野のカバー職人さん、とても細かいまで所具体的に教えていただいてありがとうございます。
トランサムの表側に１枚のチョト大きめの板をおき裏側の板とでトランサムをはさむ様にして
ブラケットを取り付けたほうが穴の集中した所への圧を分散できるのではないかと、
はじめはシロウト考えでいたのですが、どなたも裏側にしか補強材を使いません。
これは美観や紫外線、風雨、等による劣化が問題なのですか？それともあまり強度的には変わりがないのですか？
もうひとつ合板についてですが、エポキシの防腐剤で下処理してペイント、もしくはニスで仕上げれば
表側にも使えるかな～と考えていたのですが、合板を使うならクロスで巻かないとダメなのでしょうか。
せっかく具体的に教えていただいて”だからシロウトとは話したくない”と言われそうですが、、、
ひまじんさんのHPを参考にして18ｍｍの合板ですでにいくつか試行錯誤して作り、
トランサムに穴をあけるところで心配になり掲示板で尋ねた次第です。
問題アリなのでしたら素直にやり直すつもりですが、捨てるにはしのびない、というのが本音です。

[2005年2月23日 12時17分45秒]

お名前： 古野のカバー職人　　

乗せるエンジンの重さにも因りますが、次のような物でも可能です。（ホームセンターで全て揃う方法を伝授します）
プラスチック製のまな板（ポリエチレン製・１００均は素材が悪いのでお薦めしません）
厚みは２０ミリ以上のものが好ましいです。（勿論厚い方が強い）
穴あけも簡単ですし、腐らないし、破断強度もそこそこ有ります。
またトランサム内部は紫外線が当たらないので劣化も遅く、風雨に曝されないので安心です。
次に、建材コーナーまたはボルト類コーナーで台座プレートを買ってください。
これは穴径にも因りますが、４～１０センチ角の鉄やステンの板で真ん中にボルト用の穴があります。（サイコロの１みたいな形）
トランサム－まな板－台座プレート－スプリングワッシャ－ナット－ナット
この順番で取り付ければ完了です。

[2005年2月23日 0時59分56秒]

お名前： 古野のカバー職人　　

http://www.tokaisansho.com/
このような会社で手に入ります。
また、町中のちょっと大きな工具屋さんに頼んでも手に入ります。
近所に鉄工所が有れば、端材を貰う手もあります。全面でなくともステーの当り位置をカバー出来る物でも強度的には問題ないでしょう。（工法に問題があれば臨時検査で指摘されます）
ホームセンターでは恐らく無いと思います
手に入らない場合は、耐水性のある合板にＦＲＰでサンドイッチにして取り付けても良いと思います。
ハルに穴あけする場合、トランサムの厚みにも因りますが、１０ミリまでなら普通のドリルで充分です。
但し、ガラス繊維で熱を持ちますので、熱でドリルを折らないように慎重に作業して下さい。
以前、ボートを一隻改造した時、トランサムの厚みが３０ミリほどあり、普通のドリルじゃ穴が開かず、
ステンレス用で開けた記憶があります。
尚、補強にやり過ぎは無いと言っても過言では有りませんよ（あまりに重過ぎても問題ですがｗ）

[2005年2月23日 0時40分57秒]

お名前： 珠　　

古野のカバー職人さん詳しい説明ありがとうございます。
カタマランファンさんが言っていたステンレス板とはそういう物のことだったのですね。
ステンレス板とはホームセンターとかで手にはいるのでしょうか？
穴あけぐらいなら何とかなりそうですが、カットは合板と違って難しそうですね。
ある程度企画された大きさで売っているのですか？ステンレスを使ったことはないので
今週中にもホームセンターに探しに行ってみます。ちょうどよい物が見つかればトライしてみたいと思います。

[2005年2月22日 23時17分10秒]

お名前： 古野のカバー職人　　

ネジがズボっと抜ける心配があるのでしたら、厚さ４ｍｍ程度のステンレス板をブラケットより少し大きめを用意し、そこに取り付け穴と同寸・同形の穴を開けブラケットとその板でトランサムをはさみ込むという手も有ります。
これはインアウトのボートを船外機仕様にする場合によく用います。
点では心配ですが、面になるとその強度はぐっと高まります。
取り付け時に薄くＦＲＰパテを薄く塗るか、取り付けの下地を軽く均して平面を作ると良いでしょう。
尚、ステンレスは穴あけが大変なので、アルミや鉄でも可能ですが電蝕・錆びに注意してください。
あと、取り付ける時は必ずボルト穴をトランサムに対して直角にあけてください。
斜交いに開けるとブラケットを取り付けたときに、ボルトヘッドの接合面に隙間が開きます。
また、ボルトを通す時は必ずコーキング材を打ち、増締め後にボルト周りと裏のナット周りにも
しっかりとコーキングしてください。
もう一点、長めのボルトを用意し、ダブルナットにすると緩みにくくなります。


長文失礼

[2005年2月22日 21時36分45秒]

お名前： 珠　　

ひまじんさん、図面拝見しました。トランサムいっぱいに合板を貼り付けるのですね。
大変参考になりました。ありがとうございます。
ボートショーで船外機を注文して、今頃ブラケットの取り付けを考えているといった泥縄状態です。
また、よろしくお願いします。
カタマランファンさんもありがとうございました。ステンレス板をナットとナットの間に入れて
補強にしようと思っています。

[2005年2月22日 21時28分38秒]

お名前： ひまじん　　

力が合板にかかるよう十分な厚さと広さをとることが必要と思います。ブラケット側で
アングルなどで補強して4本ボルトとする方法もあると思います。図面はホームページの
「船外機の取り付け」のなかにリンクさせてありますのでご覧ください。

[2005年2月22日 20時11分34秒]

お名前： 珠　　

ひまじんさん、ありがとうございます。ぜひ図面を送ってください。
メール、もしくはFAX03(3734)6473です。
よろしければ　もうひとつ教えてください。私のブラケットは8つの穴で取り付けるようになっているので
合板で後ろから支るとはいえ、ティッシュ箱ぐらいの面積に直径10～8ｍｍの貫通穴を8つもあけて
大丈夫な物なのでしょうか？そこだけズボっと抜け落ちそうで怖いのですが。

[2005年2月22日 19時46分6秒]

お名前： ひまじん　　

ホームページをご覧いただきありがとうございます。ブラケットは10ｍｍのボルト4本で合板ごと固定しています。合板の上部に８ｍｍボルト2本で固定しています。合板のサイズは巾28cm、高さ65cmですが、重量は上下にかかるので上下方向はトランサムいっぱいとした方がいいです。合板はトランサムの裏だけです。ボルト貫通部はシリコンなどで防水処理をすれば合板自体の耐水処理は不要でしょう。ルボンのトランサムの傾斜にあわせブラケットの腕の長さをカットしております。手書きの図面があるので必要なら送付できます。

[2005年2月22日 17時58分56秒]

お名前： 珠　　

こんにちわ、カタマランファンさん、使用した樹脂はエポキシとか強度の強い物ですか？
それとも普通のポリエステルですか？それだけで１５馬力（約40ｋｇ）を支えるのは凄いです。
案づるより生むが易しで結構大丈夫なものなんですね。チョト安心しました。
ひまじんさん、ホームページ見ました。写真ではちょとわかりにくいので質問させてください。、
合板で補強しているのはトランサムの裏だけですか？表側は直接ブラケットの金具ですか？
ボルトは何ミリのを何本使用していますか。合板は何かで耐水処理していますか？
実は以前にひまじんさんのHPを見て船外機をつけたいと思ったしだいで、ご本人からの書き込みを見て
大感激です。よろしくお願いします。

[2005年2月22日 17時14分8秒]

お名前： ひまじん　　ＵＲＬ

ソレイユルボンですが、８HPの船外機を取り付けしています。ホームページのなかに写真などを掲載していますのでご参考に。ホームページ「観天望気」→ヨット→船外機の取り付け

[2005年2月22日 5時14分57秒]

お名前： カタマランファン　　

はじめまして、私も同じようにトランサムに自作のブラケットを取り付けましたが補強としては内側にグラス繊維とＦＲＰで2枚積層してなんら問題ありません、合板だと境目に応力が集中してしまい、また、合板自体が腐るので好ましくありません。この方法だと全然ＯＫです。リベッチオは26ｆｔでしたっけ？そうすると9.9馬力くらいですよね？私はちなみに15馬力です。尚、ブラケットの形状ですがあまり細いアングルとかだとやはり幅広いステンレス板でも下に敷いたほうが良いかもしれませんね。では頑張ってください。

[2005年2月21日 14時37分31秒]

お名前： 珠　　

リベッチオのトランサムに船外機のブラケットをつけようと思っています。
首の細い跳ね上げ式のブラケットで取り付け穴が8つあります。（平行に4つづつ）
合板でトランサムのFRPを表裏ではさんで穴をあけボルトどめするつもりですが、
連続して短い間隔で8つも穴をあけて強度的にトランサムは大丈夫なものか不安です。
初めての経験なのでドリルの種類や合板の耐水についてなど細かいこともよくわかりません。
経験のある方がおりましたら教えてください。よろしくお願いします。

[2005年2月21日 10時59分41秒]

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