シングルハンドでの槍着け方法

岸壁に平行（槍着けするヨットに対しては横方向）から５ｍ以上の風が吹いていた場合、スターンアンカーを打ち、岸壁に直角にヨットを進めるのですが風で風下へ落され、うまく着岸できません。
ダブルハンドであればどのようにでもなるのでしょうが。
うまい方法を教えていただけませんか。
よろしくお願いします。

もし岸壁に他船がいないならスターンからアンカー落としておいて一度岸壁に横付けその後スターンアンカーを引けばよいのでは？
既に槍付けの船がいる場合には、スターンからアンカー落として一度その船に舫ってから岸壁の舫いをとればどうでしょう？

やはり一度横着けですよね。有り難うございました。

1)着岸準備をする
　1.1前舫いを設置。舫いをすぐ取れる様に、先端をパルピット外に少したらす。
　1.2岸壁に寄せる為のボートフックを準備
　1.3干満と岸壁の高さからバウが岸壁に当たる位置を
　　　　事前に確認しておく
　1.4ダメージを受けない様、バウが岸壁当たる位置にフェンダー等を当てて置く
2)スターンアンカーを打つ
3)やや、風上側の岸壁を目指す
4)やや流されて、目標岸壁に着く様に針路をコントロールする
5)目標岸壁が近づいたところで、バウを岸壁に当てるぐらいの気持ちで岸壁に進む
6)目標岸壁にバウが接岸したところで、前舫いを取る
最大のポイントはバウを岸壁に当てるぐらいのつもりで接岸することです。
風が強いと一瞬で流されてしまいます。
うまくいかなかったら、何度でもやり直すつもりでやってください。
成功すれば、槍着けは、どんな風の変化にも対応でき、
シングルハンドにとって最も安全で、出航が楽な舫い方法です。

donさん。
有難うございます。
私も同じ様に行うつもりで準備はしますがすが、シングルハンドでは横風や後方からの風の場合は風弱くとも躊躇してしまいます。
最近はスターンアンカー打った後、槍付けしているヨットや漁船に一度横抱きして、その船の乗員に助っ人頼むこと多いです。
或いはその船の乗員不在時には一度横抱きして、自艇のバウもやいをその船を伝って岸壁に移してバウもやいを１本取り、改めて横抱き外して位置決めします。
ですからシングルハンドでの純な槍付けはご無沙汰気味です。
シングルハンドの槍付けは、多分シングルハンドのスピンワークより難しいと思います。

追加。
接岸前の一番最初にする準備は
１）接岸予定岸壁の前まで行ってみる
2)水深確認
3)岸壁で舫いを結ぶのはステンの輪っかか本船用の大きなビットか、
　 船上からボートフックで引っ掛けることが出来るか、等を確認。
　上陸して舫いを結ぶ場合はその手順をイメージしておく