プロペラについて教えてください。

去年の冬に25ｆｔのワンオフクルージング艇に3GMを換装しました。
プロペラは2翼の固定プロペラでダイヤが３３センチ程でした。
ピッチは不明です。
船体の加重配分を試行錯誤して6ntは出るようになりました。
スロットルを大きく開けると半プレーニング状態になり、プロペラが回り切ってスリップ（？）状態になります。

そこでご質問させていただきたいのですが、プロペラを3枚固定の物に変えれば低速は上がるものでしょうか？？
もちろんピッチとダイヤの関係、船体の造波抵抗やも大いに関係してくることは分かっているのですがもう少し艇速を上げたいと考えています。
プロペラのダイヤは35センチが限界でそれ以上大きくなると船底に接触する恐れがあります。

1GMから2GMに換装してプロペラを変えて艇速伸びたと言う話を聞いたことがあります。
もしそんな経験をお持ちの方がおられるのであればお話をお聞かせ頂ければ参考にさせて頂きたいと考えております

宜しくお願い致します。

プロペラの適合は線型、重量などなど因子が多すぎて一概にダイヤ、
ピッチを決められません。
ダイヤはほぼぎりぎりの大きさのようなのでピッチを試行錯誤して徐々に増やしていくのが最良の方法と思われます。
エンジンが回りきってしまうのは、ピッチ不足です。ダイヤを増しても良いのですが。

尾道市西御所町のハナガミ溶接工業では
ペラのピッチ変更や翼の盛りつけなぞやってくれるよ
そこの近所に福山金属というプロペラ関係の製造会社もある

低速なのか船速なのかわかりませんが
３翼にしても船速はあがりません。振動が収まり、クルジングで
帆機走するには、向いていますが、セーリングは0.5ノット落ちると
言われています。
３ＧＭですと、２翼で径406ピッチ230程度です、３翼でも径380の230
程度だと思います。
現在のペラが径330で径350で船体に干渉するとすれば、現在のペラも大きすぎる状態です。
船底とペラの間はペラ径の1/10以上は必要で近づけると船速を落としてしまいますし、舵ききが悪くなると思います。
現在、ついているペラが最大の径と思われます。
３翼にして径をそのままで、ピッチを大きくすれば多少は改善するかもしれませんが、
ご承知の通リ水船長で、船速は決まってきますので、エンジンや推進力
を増やしても限界があります。
２ＧＭのリベッチオで最高7.5ノット出た話を聞いたことがありますが
巡航では、6〜6.5ノットのようです。
プレーニングボードを付けたり、シャフトを長い物に変更し、プロペラと
船底の間隔を広げて、プロペラ径を大きくすれば、スピードはあがるでしょうが、多額のお金が掛かります。
現在のプロペラ径が330とすればｙａ8から１ＧＭあたりのエンジン用の径だと推察します。
現行の状態では、径を大きくできないので、ピッチを大きくするしかないでしょうが、限界があると思いますので、ナカシマプロペラ等に相談された方が宵かと思います。

再度の投稿です。
私は2翼から3翼に換えた時、試行錯誤で3回ピッチを変えました。
エンジン回転数と艇速を細かいグラフにしてメーカーに送って、三度目にやっと満足できる結果が出ました。
がんばってください。

yataさん、umibouzuさん
いろいろアドバイス有難うございました。

分からないことに対しての知識が増えてとても嬉しいです。
結論としては船型そのものが古く対価を掛けるだけの結果が生まれないことが分かりました。

今の船が気に入っているので、もっと気長に考えてゆっくり快適にクルージングできるように装備を充実させたいと思います。
ありがとうございました。

僕も拝見して大変参考になりました。それでふと思ったのですが、船外機を付けて船内機と同時に回しても大して変わらないのでしょうか。時々補助として付けている艇を見ますので。便乗で大変申し訳ありませんがなにとぞよろしくお願いいたします。

utagakiさん

今の船を買った当時は船内機と船外機の2機掛けでした。
私の船はスターンが絞られた形状の船なのと船外機がL足で低い位置に取り付けることが出来ませんでした。
なので私の船では船外機のプロペラが浮いてしまいあまり役に立ちませんでした。

2機掛けは有効だと思いますが騒音の問題と燃費の問題、それとトランサムの強度など色々と出てきますので私は船内機を大きくすることを選びました。

私のつたない経験ですが参考になれば幸いです。

早速わがままを聞いていただきありがとうございます。やはり有効ですか。30フィートくらいまでのトランサム使いやすいタイプならＵＬ付ければいいということですね。実は瀬戸内海を一度通った折潮に持っていかれる恐怖を味わいまして、ヨットもエンジンじゃーと叫んでしまったので。今になれば、もっと違う知恵を使えということに気がつきましたが。それでも補機があれば心強いですね。悩みに解答をいただけました。そうしていて使い回しが不便だったら船内機換装ということにします。ありがとうございました。

私はこの掲示板で教えていただいてリベッチオに２スト１５馬力船外機をつけました。補機が2つあると安心も２倍以上です。
逆潮につかまって動けなくなった時、ディーゼルが突然故障した時、
またオルタネーターも2つになるので電気系での心配もなくなります。
バッテリーがアウトでも船外機はセル以外にひもをひけば動き、充電します。
速度もハルスピード近くでます。1ＧＭとダブルで回しても、音と気持ちは大きくなりますが速度はほとんど変わりません。
しかし、船外機はうるさく、くさく、燃費が悪く、ａｓｔｉさんの言うように、雰囲気ブチ壊しで、年に一度使うか使わないかの使用頻度です。
そのうえ船のうしろに船外機、ガソリンタンク、予備タンクと重量物がくるので、セーリング時にスターンが引きずられる感じです。

tobitamaさん。１５馬力の船外機ですか〜。
自分もリベッチオですが、現在の船は船齢２３年の海上係留で、エンジンもハルもかなりカタが来ていますが、何とか船外機を付けず頑張っています。
２つ前の船は２７ftでＹＳ８の老朽船でしたので、少々風が吹くと馬力不足のエンジンでは浅瀬に流されてしまうことと、ちょくちょくオーバーヒートしたので、８馬力の船外機を付けてしまいました。
しかし２種の燃料とガソリンタンクの携行やスターンの重さで考えが変わり、現在のリベッチオでは１ＧＭを自動車の車検のごとく少々お金を掛け、毎年主治医に見て頂き、交換部品は常に予備の携行と壊れる前の交換を心がけています。
もちろん自分でも簡単なことは交換修理していますが、２３年で１ＧＭは２回もオーバーホールしました。
一つしかない補機を常に完璧にメンテすることも、安心を買うことと考えています。
正直、１ＧＭを２機買える以上のメンテ費用を掛けてしまった！！

masutopoki さん

私の船は元々の船内機がヤンマーのSV3（知らないと思いますが・・）で全回で4ノットしか出ませんでした。
船外機も取り付け方が素人丸出しでとても使用に耐えられる物ではありませんでした。

本当であれば2GMで十分だし載せたかったんですが、たまたま3GMが安く手に入ったので自分でオーバーホールして載せ換えました。
自分で手を入れると構造がすべて分かって手を入れる順番も分かり、なにより愛着が湧きますね。
私の船も船齢が30年程になります。

ａｓｔｉさん、φ25のヤマハテーパー族に言う1/16テパー品で丁度よさそうな物が出ていました。たぶん２ＧＭ用だと思いますが、
参考に
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d108507875

umibouzuさん

情報ありがとうございます！
テーパー加工だけでいけそうですね。

艇速が変わらなくてもプロペラの回転が安定しそうです。