Re: 来島海峡の航行の仕方
shima-musume
投稿数: 5
ヨット乗り兼航海士です。
上の方が説明されているものを捕捉します。
来島海峡は世界有数の強潮流で知られる海峡で、特殊な航法いわゆる「順中逆西」が適用されます。
順流(流向が本船と同じ方向)ならば中水道を、逆流ならば西水道を通過することが義務付けられいるものです。
しかし、これらは小型船舶に適用されず、ヨットなどの小型艇は厳密にいえば守る義務はありません。
また、この航法の理由として、一般的に逆流ではスピードが出にくいが舵効きが良くなるため、見通しの悪く大きく屈曲した西水道を通過させ、順流においては舵効きが悪くなるため見通しの良い比較的大きい可航水域のある中水道を通過させるようにしたものです。
職業上よく来島海峡は通りますが、あまりヨットは見かけない印象です。
(以前、夜間に通過しているヨットが来島マーチス(管制官)から無線にて呼び出されていました。順中逆西が適用外とはいえ、他船の動静に注意して航行してください。)
また、潮流の大きい海峡では、転流時間の1時間前後で潮流が急激に大きくなるため、予定の遅れ等には十分に注意してください。
VHFがあれば聴取を行い、潮流情報の収集(HP、ラジオ、VHF等)を行い、安全に航海してください。
上の方が説明されているものを捕捉します。
来島海峡は世界有数の強潮流で知られる海峡で、特殊な航法いわゆる「順中逆西」が適用されます。
順流(流向が本船と同じ方向)ならば中水道を、逆流ならば西水道を通過することが義務付けられいるものです。
しかし、これらは小型船舶に適用されず、ヨットなどの小型艇は厳密にいえば守る義務はありません。
また、この航法の理由として、一般的に逆流ではスピードが出にくいが舵効きが良くなるため、見通しの悪く大きく屈曲した西水道を通過させ、順流においては舵効きが悪くなるため見通しの良い比較的大きい可航水域のある中水道を通過させるようにしたものです。
職業上よく来島海峡は通りますが、あまりヨットは見かけない印象です。
(以前、夜間に通過しているヨットが来島マーチス(管制官)から無線にて呼び出されていました。順中逆西が適用外とはいえ、他船の動静に注意して航行してください。)
また、潮流の大きい海峡では、転流時間の1時間前後で潮流が急激に大きくなるため、予定の遅れ等には十分に注意してください。
VHFがあれば聴取を行い、潮流情報の収集(HP、ラジオ、VHF等)を行い、安全に航海してください。
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来島海峡の航行の仕方
(nobita, 2016-4-1 13:59)
- Re: 来島海峡の航行の仕方 (DREAM, 2016-4-3 5:09)
- Re: 来島海峡の航行の仕方 (nobita, 2016-4-3 19:46)
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Re: 来島海峡の航行の仕方
(shima-musume, 2016-9-7 18:23)
- Re: Re: 来島海峡の航行の仕方 (nobita, 2016-9-9 8:02)
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Re: Re: 来島海峡の航行の仕方
(nobita, 2016-9-9 8:03)
- Re: Re: Re: 来島海峡の航行の仕方 (shima-musume, 2016-9-13 18:39)