YS8 ヨットがヒールするとエンジンが止まる

みなさまこんにちは、

BW25にYS８のエンジンを搭載している私のOLDヨットですが、
エンジンをかけた機帆走でヨットがヒールすると（約３０度以上）
回転数が落ちてエンジンが止まります。
当初、燃料系の問題かと疑っていましたが、エンジンが止まりそうに
なった時にギアをニュートラルにすると回転数が戻りエンジンが
止まる事が無い事が分かりました。

ペラ、シャフトが回転している状態で横から力が掛かるとエンジンが
止まってしまうのですが、これは何処に問題があるのでしょうか？

何かアドバイスを頂けないでしょうか？宜しくお願いいたします。

おはようございます。

エンジンマウントはチェックされましたか？

ヒールしたときにエンジンの姿勢が変わり、ペラシャフトとの直線性(芯)が
悪くなった結果、負荷が増えてストールしている可能性が考えられます。

参考になりましたら幸いです。

thomさん Resありがとうございます。

マウントは見ています。がっちり固定されており、
手で動くようなレベルではありません。
固定されているボルトも緩みはないですね。
少し錆びていますが、、、、、
FRPのマウントに鉄板で固定 ゴムはありません。

それでも古いヨットですので、エンジンマウントをさらに確認するとすると、
どうすればいいか判りません。ボルトの締め直し位ですか？

あと一点懸念点ですが、スタンチューブをここ数年変えていません。
ヨットに乗るのも年3回位ですすが、これが影響しているか
これも交換してみようと思います。

こんばんは、そう単純ではないようですね。

長いパイプか材木で、エンジンを持ち上げる方向に力をかけるなどして、
外力で上下左右に動かないことの確認までは必要かなと思います。

＃時々マウントゴムがちぎれて乗っかっているだけの状態があります。

次はペラ前のブラケットのガタでしょうが、エンジンストールさせるほどの
要因とは思えませんね。燃料系の疑いも晴れていない可能性があります。

アスターンでも同様なのか、ヒールからストールまでの所要時間とか、ストール
したときの排ガスの色などの情報があると容疑者(笑)が絞りやすくなります。

可能であれば、港で各ハリヤードを隣から引っ張って実際にヒールさせて
再現実験するのも発見しやすいと思います。

ようやく涼しくなってきましたので、メインテナンスには良い季節です。
これもヨット乗りの醍醐味の一つだと思いますので、安全を確保して作業
なされてください。

thom さん、　皆さん　こんにちは、

エンジンのマウントですが、角材でエイヤーとやってみましたが、全く動きませんでした。

機帆走でヒールさせるとエンジンが止まる件を、ヨットスクールのインストラクターさんと、某ハーバーのエンジンのプロに相談しましたところ（電話で）、燃料がエンジンに届かなくなるのでは？とアドバイス貰いました。

頂きましたアドバイスを検討してみましたところ、かなり明白な理由が見つかりました。

私のヨット、前のオーナーが、オリジナルではエンジン上に燃料タンクがありましたが、小容量で頻繁に補給の必要あると言う事で、エンジン後方に新しい大容量の燃料タンクを新設しています。新設燃料タンクとエンジンの間に油水分離器があり、油水分離器がエンジンルーム左に取り付けてあり、エンジンのガバナーの位置と同じ位の高さに取り付けられています。

機帆走でヨットが左にヒールすると（そういえばエンジン止まるのは左にヒールする時だけ）油水分離器がエンジンガバナーの位置より低い位置になり、燃料がエンジンに届かなくなるのでは？と判りました。

燃料タンクと油水分離器をエンジンより高い位置に移動させるのが、最もベストな解決方法ですが、大掛かりな改修となりそうなので油水分離器は高い位置に取り付け直すとして、タンクはそのままの位置で、何とかできないかと思案中です。油水分離器を高い位置に移動すると、燃料タンクの燃料口と油水分離器の高さに高低差ができ（油水分離器が高くなる）これまた燃料が届かなくなりので、どうしたものかと考えています。妙案は無いでしょうか？
燃料タンクと油水分離器の間に燃料ポンプを入れる？とか可能ですかね？

また進展ありましたらレポートします。

mizutani さん

こんばんは、一歩進んだようですね。

YS型を自分の手で分解整備したことがないので、ネットで拾った情報からですが、このエンジンには
プライミングポンプ(フィードポンプ・低圧ポンプとも呼ばれる)は無いのですよね？

となると、高低差で発生する圧力が常に必要ということで、リターンライン付きの電動ポンプ＋レギュ
レータを使って、デリバリーパイプに燃圧をかけ続けるか、元のタンクの位置にサブタンクを配置して
位置エネルギーで圧力をかけるしか無いと思います。

サブタンクにレベルスイッチをつけて、その状態を見て電動ポンプで随時汲み上げる制御回路を組めば
よろしいかと。回路その他は相談に乗ります。

レベルスイッチではなくて透明パイプ等で量を目視できるようにし、メインタンクから船外機用のゴム製
のプライミングポンプで人力で汲み上げれば、電気じかけは不要です(笑)

言うは易しですが、仮のタンクになるようなものを使って実験はできると思います。
くれぐれも燃料の取扱に気をつけてくださいませ。

YAや1GMもYSと同じように燃料噴射ポンプで燃料を吸い上げる仕組みだと思います。
1GMの場合、下図のようにタンクの出口から手動の燃料ポンプまで50cm以内となっていますので、必ずしもタンクをエンジンの上に設置しなくてはならないとはなっていないと思います。
https://imgur.com/a/WGmi57I
ただし、エンジンの上部に燃料フィルターを設置していますので、そこで液圧を安定させる効果があるように思います。
https://imgur.com/a/f7KTNMV

燃料タンクの水抜きや、フィルター交換、油水分離器の清掃など、燃料のルートが適正となるよう確認してはいかがでしょうか？
ヒールしたとしても、アイドリングでは問題ないということですので、別の可能性も疑ったほうがいいように思います。

燃料タンクからプライミングポンプまでに水分フィルターや燃料塵埃フィルター、止め弁などありますが、止め弁のグランド部から負荷が増すと(燃料噴射量が増えると)空気の侵入が生じている場合があります。プライミングポンプのサクションヘッドが大きくなり、空気の混入が生じて停止するのではないですか。止め弁のグランド部に空気圧を掛けて漏れを確認してみてはいかがですか。情報が少なく推測と、過去の経験で送信していますが・・・・・。

すみませんちょっと別の質問になりますが
YS8ならヒール角度30度以上でも機半走は大丈夫ですか、
とありますが
2GMでしたらヒール20度〜25度までで使用と取説にあります
2GMなら何度位のヒールまで可能ですか
ブロー、波で一時的にも何度位までなら使用できますか
教えてください